発行 第3号
2016年12月、福岡大学福岡・東アジア・地域共生研究所と共同で作成してきた男女共同参画啓発DVDが完成しました。福岡市の男女共同参画推進団体・行政機関に発送し、国立女性教育会館に映像資料として所蔵されました。
DVDは、総合編「男女共同参画で地域力UP!」、各テーマ編「ワーク・ライフ・バランス」「家事・育児を分担する男たち」「防災・災害復興は男女共同参画で」の4本で構成されています。毎日新聞・西日本新聞にも紹介され、現在北海道から鹿児島まで全国の男女共同参画推進センターを中心に購入されています。
また12月2日(土)には、補助金を頂いた自治労福岡県本部の自治研集会分科会で本DVDが上映され、時永さんが解説します。
女性参政権行使記念日の4月10日、法案の早期実現をめざして各政党への更なるアクションとこれからを展望してQの会主催の集会が衆議院会館で開催されました。大谷・富永が、シンボルカラーのパープル色の服を着て出席した会場は、全国から200人近い参加者や、党派・男女を問わない多数の国会議員のパープルカラーで埋め尽くされました。
代表の赤松良子さんのあいさつの後、要望書(一.「政治分野のおける男女共同参画推進法案」を今国会で成立させること。一. 各政党が女性議員を増やすための具体的な措置を講じこと。一. 議会における男女均等を実現
するために、公職選挙法や政党助成法等を改正すること。)が採択されました。この要望書は要望書提出団が各政党を訪問して手渡しされました。
しかし期待された「政治の分野における男女共同参画推進法案」は、残念ながら6月国
会では成立しませんでした。次期国会で是非成立させましょう!
毎月第一金曜日の定例会で、提言書作成に向けて福岡市男女共同参画年次報告書の検討を始めました。それをチェックし終わり市長への提言書提出の前に、今回は参画課との懇談会を持つことにしました。
6月20日火曜の10:00~11:00、市役所において高本部長・藤武課長・萱嶋係長と11人のgefcaメンバーで福岡市の男女共同参画推進に向けた懇談会を行いました。
最初に例年チェックしている年次報告書の内容や基本データについて再掲が多く、そのことが基本的方向の焦点を定まらなくしているとの意見がありました。また達成できた施策・出来なかった施策の検証をしっかりして次のステップに繋げてほしいなど率直な意見・要望を述べました。今回要望した全国女性会館協議会加入については、参画課から、すでに加入している旨が報告されました。今後男女共同参画審議会のありようについて課題が残されており、gefcaメンバーが審議会傍聴などで実態を把握する必要を感じました。こうした率直な意見交換の重要性を実感した懇談会でした。
男女共同参画や啓発DVD作成についてインタビューを受けました。番組は、「ウイ・ラブ・ヒューマン」です。放送は8月14(月)・15(火)15:55~16:00。放送後クローバープラザのホームページにアップされます。
5月12日、ココロンセンター研修室で2017年度通常総会を開催しました。出席・委任状合わせて33人で総会は成立し、2016年度事業・決算報告、2017年度事業計画・予算(案)はすべて承認されました。
前年度から引き続き「市長への提言書」作成、市議会議員との懇談などの事業のほか、男女共同参画啓発DVDの購入組織を増やしていくことが確認されました。また、熊本地震関連の講演会なども予定しています。
記念講演は、元衆議院議員の藤田一枝さんでした。「クオータ制の導入~女性議員を増やすために今やるべきこと」のタイトルで、女性議員を増やすためのセミナーを主宰する藤田さんならではのヴィヴィッドなお話が聞けました。大谷さんからコメントがありました。
12月9日(土)13:30よりアミカスホールにおいて、講演会「主役はわたし~避難所からのコミュニティ形成~」を開催します。
熊本地震で避難住民による自主運営が成功したといわれる避難所があります。それが、吉村静代さんがリーダーとなり“明るい避難所“をモットーに運営した益城町中央小学校避難所です。gefcaのメンバーも昨年7月に熊本地震視察研修で伺いました。吉村さんはこの経験が避難所や仮設住宅の運営モデルになると考えています。
講演会プログラムは以下の通りです。
13:35~13:45 第3回国連防災世界会議と女性リーダーの重要性について簡単な説明。
13:45~14:00 DVD上映「防災・災害復興は男女共同参画で」
14:00~15:00 講演 吉村静代さん
昨年に引き続き20の男女共同参画推進団体で構成する「略称 参画ネット」(gefcaは共同代表)は、100年前のイギリスの女性参政権運動を主題とした上記タイトルの上映会を致します。アミカスホールにおいて10月21(土)の午前・午後2回で、若い人たちが多数参加できるように、料金は100円、大学生以下は無料です。
女性の災害時の対応力向上事業運営業務委託について7月14日、gefcaは、福岡県と正式契約を結びました。
(1)講座タイトル
「女性のための災害対応力向上講座~避難所の運営に女性の視点を生かす
(2)開催日および会場
(3)講座プログラム
gefcaの初めての委託事業です。全員参加により男女共同参画の視点で地域力UPにつなげていきましょう。
お詫び
今回は県の委託事業採用を待っていたため、総会報告の送付が遅れました。